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ウォーキングは高齢者に理想的な運動
どの年代の方にとっても毎日身体を動かすということは、
健康維持・体系維持・美容のためにはとても大切です。
特に高齢者にとっては健康寿命をのばし、認知症を予防する事にもつながります。
数ある運動の中でもおすすめなのは老若男女問わず楽しめるウォーキングです。
ウォーキングは無理なく、続けられる有酸素運動。
有酸素運動は身体の循環を良くし、代謝率を上げ、脂肪燃焼効果が高まる運動なので
継続することにより、代謝の良い太りにくい健康な体に導いてくれます。
高齢者になると身体を動かすまでが億劫になりがち。
そうなるとついつい面倒になり、運動することは良いとわかっていてもなかなか始めることが出来なくなります。
また、仕事をやめたことなどが原因で家にじっとする時間が増え、
身体を動かすきっかけが少なくなり、運動不足となってしまう方も多いです。
毎日の生活にハリを出すためにも、血行・代謝が良くし、健康寿命をのばすためにも、ライフスタイルにウォーキングをとりいれてみましょう。
少しずつ、無理の無い距離で最初は物足りないくらいから始めるのがおすすめです。
毎日歩くのが当たり前、歩かないと気持ちが悪いとなるようになれば占めたもの。
顔色が良くなり、笑顔も増え、生活の質が向上し、自分自身の変化を実感できます。
ここでは高齢者のウォーキングの注意点や安全に楽しく続けられる方法をご紹介しましょう。
いきなりがんばりすぎないこと
高齢者にとって最大の注意点はいきなりウォーキングを始めない事・頑張りすぎない事です。
しばらくの間使用していなかった筋肉・関節を急に動かして長い距離を歩いてしまうと
膝を悪くしてしまう可能性もあり、ひねり、捻挫などの原因となります。
また、心臓にも負担がかかり、健康目的のはずが動悸、めまい、不整脈などを起こしてしまう危険もあります。
ウォーキングを始める際に身体に不安がある場合は必ず医師の診断を受け、
ウォーキングについてのやり方や量などを相談しましょう。
ウォーキングを始める前は必ず軽いストレッチ、準備体操を行うようにしましょう。
極端に暑い時、寒い時も無理をしない事。
体調に自信のない時は外の空気を吸い、軽くストレッチを行うだけでも良いですし、家の周りの散歩程度で充分です。
頑張り過ぎ、無理をしすぎてしまうと継続することが一番良い運動なのに、長続きできません。
目標を高く持ちすぎない事。
○日までに○キロ痩せる!・必ず毎日○キロ歩く!といった無理しがちな高い目標を持つ事はやめましょう。
目標を高く持ち、頑張ってやるウォーキングは若いころのみ。
目標を持つのは決して悪いことではないですが、高齢者の場合は緩めのあまり具体的ではない目標にすること。
「毎日好きな時に軽くウォーキングする。体調の悪い時はしない」というくらいで充分です。
服装や安全・水分補給に気を付ける
高齢者は暑さや寒さにも弱く、服装にも注意が必要です。
痩せたいからとサウナスーツを着て汗だくで歩いくこ、寒い時に薄着で歩く事はやめましょう。
暑さや寒さの感じ方は人によって違います。
楽な服装で暑すぎず、寒すぎない快適な服装を心掛けましょう。
帽子は必ず被り、汗を拭ける様必ずタオルを持参しましょう。
靴は自分に合った靴を使用すること。
きついものや緩すぎる靴は足を痛める原因となります。
暗い夜道を歩くのは事故などの原因となります。
明るめの服装や反射材を身に着け、真っ暗になる前の夕方に歩くようにしましょう。
一人では心細い時はお友達や家族を誘い、一緒に歩いてもらいましょう。
ウォーキングの時にはこまめに水分を補給しましょう。
一度に大量に水分を補給するのは体調を崩しますので少しずつ飲むのがおすすめです。