爽やかな朝の空気は心地よく、ウォーキングをすると気持ちが良いものです。
1日のしっかり仕事をするには朝食をしっかり摂る必要があります。
食べるタイミングによってはウォーキングの効果を上げることも出来ますが、一方で危険も潜んでいるので気を付けなければいけません。
目次
朝食前のウォーキングにはダイエット効果がある
理由は簡単で、朝起きると「体内にエネルギーが無い状態」だからです。
前日の夕食からだいぶ時間が経過していますから、朝になると糖質も消費されて低血糖の状態になっています。
糖質が少ない状態で運動をすると、体内に蓄積されている脂肪をエネルギーにするので、ダイエット効果があるのです。
ウォーキングの後に朝食をしっかり食べる
ウォーキングで汗を流した後は、朝食をしっかり摂ってから出かけましょう。
朝食を抜く方も多くいますが、朝から夜まで1日活動するには炭水化物を摂る必要があります。
炭水化物には糖質が含まれていますが、重要なエネルギー源であり、栄養素でもあるのです。
糖質は睡眠中に消費されており、朝食で補わなければいけません。
ダイエットをするには栄養バランスが取れた健康的な食生活が大切です。
朝食前のウォーキングにはリスクもある
人間は睡眠中も体は活動していますから、汗をかきます。
特に夏の夜は湿気と暑さで体内の水分が失われますから、寝る前に水分補給が必要です。
水分が失われた状態では血液がドロドロになりやすく、血管が詰まると命に係わる大きな病気を起こす可能が高まります。
また、朝は夕食後から時間が経過していることもあり、血糖値が低い状態です。
脳は糖質をエネルギーにしていますから、血糖値が低いと脳の機能が低下してしまいます。
低血糖が原因で倒れることもありますから、食前に激しい運動は非常に危険です。
朝食前にウォーキングをするには、朝起きたらまず水分補給をしてください。
冷たい飲み物は体を冷やしてしまいますから、常温か温かい飲み物を飲むと代謝の促進にもつながり、ダイエットの効果が上がります。
同時に血糖値を上げる必要がありますから、バナナなどフルーツを少し食べてから出かけましょう。
フルーツは血糖値を素早く上昇させる効果があり、運動前には最適な食べ物です。
朝食後のウォーキングでも問題無し
朝起きてから時間にゆとりがある場合には、朝食後のウォーキングでもダイエット効果はあります。
しかし、朝食後すぐに歩くと食べた物が完全に消化されおらず、胃腸に負担がかかりますから、食後30分から1時間ほど時間を空けてからウォーキングをしましょう。
朝食として摂取したカロリーを、ウォーキングで消費するという流れになります。
朝食を食べ過ぎると、それだけ長い時間ウォーキングをしなければカロリーを消費出来ませんから、腹八分に止めましょう。
栄養価が高く、消化が良い物を朝食として摂るように心がけると、脂肪を燃焼しやすくなり、ダイエットの効果が高まります。
また、ウォーキングはダイエットだけではなく、健康や運動不足の解消にも効果的ですから、朝に時間が確保出来ないという場合には、夕方以降に実践してください。