ウォーキングで消費するカロリーと気温の関係

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ウォーキングで消費するカロリーと気温の関係

目次

気温変化とウォーキング

ウォーキングはスポーツジムなどに通い、室内でマシンを使うことによる運動をしている場合を除いて多くの人が外出し、外気に触れながら歩いていることだと思います。室内でウォーキングすることにもメリットはありますが、外の景色を見ながら歩くと心も穏やかになりリラックスをすることもできることでしょう。ウォーキングにはこうした視覚的な効果以外にも精神を落ち着かせる効果があり、これは呼吸と運動との関係性によって自律神経がバランスよく整えられるためです。このようなメリットが外に出ることで得られるもののやはりデメリットは天候に左右されるということです。雨が降ればウォーキングを行えないか、カッパを着て歩くことになってしまいストレスを感じてしまうこともあるでしょう。これではとてもリラックスができるとは思えません。また天気や季節によって気温も大きく変化するため、暑がりの人や寒がりの人には外出するのがおっくうになる時期もあるかもしれません。気持ちの問題以外にも、特に夏の炎天下の中歩けば熱中症になる恐れもあるため注意が必要となります。

ウォーキングによる身体への効果

そもそもウォーキングを始める動機としてはダイエットや生活習慣病の改善または予防と言ったことが多いです。またどちらにしても脂肪の燃焼を狙っているケースがほとんどです。ウォーキングは比較的楽な運動と言えますが、脂肪を減らそうと考えた場合にはこのような有酸素運動のほうが効率的であることが分かっています。つまり脂肪を燃焼させるには酸素が必要となるのです。これは消費カロリーの大きさとは別の問題であり、ハードな無酸素運動であるほうが運動の強度が高く消費カロリーは増えるものの、酸素をほとんど摂り入れない運動であるため脂肪の燃焼で言えば疲労感の割にたいしたものではないのです。

気温が高いと消費カロリーも増えるのか

では、ウォーキングを行う際気温に差があるあれば消費するカロリーは変化するのでしょうか。体感だけで言えば暑いときのほうが疲れもあり、汗も多くかくため消費カロリーも多いように感じます。しかし実際のところこの場合の消費量にほとんど変化はないと言われています。汗を多く出すことによって体重が落ちるといったことは起こりますが、消費カロリーへの影響は小さいです。逆に気温が低いときのほうが、影響があると言われています。寒い時期、人間は体温を一定に保つため温めようと内部から働きかけが起こり代謝が上昇するのです。そのため全体的な消費カロリーとしては寒い時期に多いと言えるでしょう。

ウォーキングによる消費カロリーと気温との関係性は低い

人間の体は非常に複雑で、ちょっとした変化まで捉えることは困難です。ウォーキングにしても別の運動にしても、完全に正確な消費カロリーを計算するのは難しいため簡略化された計算式が導入されています。気温が変化すれば人間の体内においても何かしらの変化が起こることになり、人間の動力源となるエネルギーについても変化は起こることでしょう。しかし運動においてその消費カロリーに最も影響する要素は強度であり運動の時間や、活動の主体となる本人の体重なのです。そのため基礎代謝の上昇による消費エネルギーは上がるもののウォーキングとの関係性は低いと言えるでしょう。