有酸素運動には水泳、ジョギング、ウォーキングがあり、健康を維持する為には最適です。
この中では、ウォーキングは誰にでもやりやすい運動ですが、意外にも腹筋を鍛えることが出来ます。
脂肪を燃焼させながら、体を引き締められると効率的なダイエットが可能です。
腹筋に効果的なウォーキング方法についてご紹介しましょう。
目次
腹筋が弱くなると体中に影響がある
体の筋力は年齢と共に低下して行きますから、普段全く運動をしていないと筋肉が落ちて、脂肪が付きやすい体になってしまいます。
特に腹筋の筋力が落ちると、姿勢が悪くなり腰痛の原因になるばかりではなく、内臓機能の低下を招き下腹が出た体型になってしまうのです。
瘦せている体質の人でも下腹が出ているのは、腹筋の筋力が低下している可能性があります。
お腹周りが気になる、または筋力低下の予防の為には、出来るだけ腹筋を鍛える努力をしましょう。
しかし、ダイエットの為に腹筋を鍛えてもあまり意味がありませんから、有酸素運動を取り入れる必要があります。
そこで、ウォーキングをしながら腹筋を鍛えると、効率的にダイエット出来るのです。
腹筋を鍛えるにはまず姿勢を整える
日常生活で歩く時の姿勢の悪さも腰痛の原因の一つに挙げられます。
腰が落ちて脱力感を与えるような歩き方や、一見姿勢が整っているように見える反り腰は全く腹筋を使っていない歩き方なのです。
腹筋を鍛えるには、頭から足先が真っ直ぐになるスタイルでウォーキングをします。
そうすることで、姿勢も整い、歩きながら腹筋を鍛えられるのです。
腹筋を鍛えるウォーキング方法
歩きながら腹筋を鍛える為には、いくつかのポイントがあります。
まずは上述したように、姿勢を整え、しっかりと背筋を伸ばすことが大事です。
背筋を伸ばすことにより、お腹にも自然に力が入るようになります。
その姿勢を維持して、お腹を凹ませながら歩いてみましょう。
歩き出す際には、骨盤を使うと効果的ですから、骨盤を前に押し出す感じで足を進めると腹筋にも力が入り、鍛えることが出来ます。
最初は歩きにくさを感じるかもしれませんが、この方法でウォーキングをすると自然に歩幅が広くなり、息も上がってきますから、呼吸を整えながら歩きましょう。
さらに、体が慣れて来たところでスピードを速めて歩くと、体に負荷がかかり消費カロリーを増やせます。
消費カロリーを増やすことは、体内の余分な脂肪を燃焼させますから、ダイエット効果にも期待が出来るのです。
歩きながら腹筋を鍛え、脂肪を燃やすことにより、効率的にお腹周りをスッキリと引き締めてくれます。
腹筋を鍛える為に適したウォーキングコース
ウォーキングは公園や歩道で行うことが多いのですが、場所によってはさらに効果を増すことが期待出来ます。
平坦な場所に加えて、坂道もウォーキングコースに含めてみましょう。
起伏のある場所をウォーキングすることで、消費カロリーも増えて、さらに腹筋だけではなく脚を引き締めることが出来るのです。
運動を苦手にしている方には負担になりますから、体を徐々に慣らしながら取り入れてみましょう。
ウォーキングは体に優しい運動ですが、健康の為には自分の体調に合わせて行う必要があります。
まずは、一歩踏み出してみましょう。